小城の人

市丸未来さん

小城市在住

佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程

佐賀大学教育学研究科教科教育専攻美術教育専修卒

東光会会員

ノスタルジックな世界

 不思議な色合いで、ノスタルジックな雰囲気を醸し出す油絵。その魅力が評価され、2018年には第84回記念東光展で会員賞を受賞した市丸未来さん。

 

 「友人をモデルにすることが多いですね。テーマを決めずに描きながら雰囲気や色を構想しているので、見ている時間が長いです。自分の内側を探りながら描くので、産みの苦しみを感じることも多いです」と話しながら、少しずつ色を重ねる市丸さん。

 

 現在、美術講師として教壇に立ち、家では一児の母でもあるため、創作は早朝の3時から行うこともあります。

 

 「朝の方がスッと手が動くんです。以前は1枚の絵に根を詰めていましたが、最近は2枚同時に描きながらいろいろ試しています」と新たな表現にも挑戦。

 

 さらに市内にある3つの絵画サークルでも指導を行っており「皆さんの素敵な感性を大切にしつつ、楽しく描けるように構図や技術のアドバイスを心がけています」と微笑みます。

 

小城の好きな風景を尋ねると、「天山ですね。地元の山という愛着を感じます。天山の穏やかな姿が、私の絵にも優しい影響を与えてくれているように思います。色に迷った時も、小城の風景を見ていますし、頭の中には常に山の景色があんです。落ち着いたら小城の名所を巡り、風情ある街並みが描きたいですね」と話してくれました。

 

 市丸さんを通して描かれる小城の景色を見れる日が楽しみです。

小城を元気にする皆様