小城の人

地域医療を担う 看護のプロフェッショナルを育てる

地域医療の新たな担い手を育てる、西九州大学 看護学部 看護学科が小城市に誕生しました。時代のニーズに合わせた高度な知識と技術、そして磨かれた人間性を兼ね備える看護専門職の育成に期待が高まります。 　

岡﨑学部長は「これからは、人生の最期を住み慣れた地域や場所で迎える地域包括ケア時代を迎え、訪問看護の需要が増えていきます。看護師は訪問先で患者様の容態を的確に把握し、適切な処置を施す場面に何度も直面するでしょう。その際に必要な、最新の知識と確かな看護技術をしっかり身に付け、患者様やご家族に信頼される人材を育成して参ります」と穏やかに話されます。 　

この春94人が入学し、小城のまちも賑わってきました。 　

「開学を小城の皆さまに歓迎していただき、自然豊かな素晴らしい環境で学べることは学生にとって、大きな喜びです。本学では「あすなろう」精神に基づき、ボランティア活動を推進していますので、若い力が必要な時には、気軽にお声掛けください。また、看護において何より重要なことはコミュニケーションです。ですが、佐賀弁が不慣れな県外の学生もいますので、ぜひ小城の皆さまとふれあう機会を持たせていただきたいです。地域に開かれた大学として、どうぞこれから西九州大学をよろしくお願いします」と微笑む岡﨑学部長。今後の発展が楽しみです。