小城の人

髙木羊羹本舗は、90余年の歴史を紡いできた小さな羊羹専門店。4代目店主・髙木ユキ子さんの孫の石川さんは、就職してバイク製造に携わっていた頃にユキ子さんから相談を受け、わずか19歳で店を継ぐことを決意しました。

「代々受け継がれてきた味に自信があるので、崩さず守っていきたいんです」と朗らかな笑顔の石川さん。中でも看板商品の「黒いちじく羊羹」は浜玉町産の希少な黒いちじくを贅沢に練り込み、上品な香りと粒のぷちぷちとした食感で多くの方に人気です。

自慢の羊羹をもっと幅広い世代に届けようと、一昨年にラベルを一新。思わず手に取りたくなる可愛らしいデザインが話題を呼んでいます。羊羹作りの世界へと足を踏み入れ、今年で4年目。

「昨年8月に祖母が腰を痛め、今は1人で製造しています。これからも店の味を守りつつ、僕が一から考えた新作羊羹を出したいです」と石川さんは、新たな息吹をもたらしながら、伝統の羊羹を作り続けます。

小城のこいが良か！

小城市民図書館 小城館

子どもの頃、友達と小城公園で遊んだ後によく行った思い出の場所です。読書はもちろん、南側入口近くのテラスもお気に入りでした！