鯉料理 白滝 代表
名水の里 小城の名物「鯉料理」 美味しさと伝統を受け継ぐ若き夫妻
注文が入ると、3代目の池田さんはいけすをじっと覗き込み、狙いを定めて鯉をすくいあげ、鮮やかな手つきでさばきだす。最後は切り身に水をかけ流ししながらうたせると、臭みのない、鯉のあらいが出来上がる。
長年の経験から、見るだけで美味しい鯉が分かるという池田さん。「せっかく足を運んでいただくなら、さばきたてを食べていただきたいですから」と笑顔。
その鯉のあらいを求めて、週1ペースで来店される方や、1人で2人前を注文される方も多いとか。
若女将はこう語る。「実は初めて食べたときの鯉が臭くて食べきれなかったんですが、うちのは美味しかったんですよ。小城の水がきれいだからだと思います。苦手と言われるお客さまにも〝一切れだけでも!〟とお勧めすると、皆さん食べれるようになる方が多いんです」
新鮮さが大事な鯉のあらいと鯉こくだが、発送が可能。翌日に届くエリアであれば、九州全県と関西の一部地域に届けることができる。
「『美味しかったよ、また来るね!』の一言が最高の喜びです。小城自慢の鯉料理を多くの人に食べてほしい」と、若い2人の挑戦は続く。
珠簾(たますだれ)の水
水汲み場が設けられ、持ち帰ることができる。
- お店
鯉料理 白滝(しらたき)
- 営業時間
11:00~20:00(19:00LO)
- 住所
小城町松尾2282
- 電話番号
- 定休日
火曜日
- URL