みつばや小城羊羹 造本
1980年、小城町生まれ
みつばや小城羊羹 造本 3代目
羊羹でみんなを笑顔に
一昨年、コロナ禍での販売開始でありながら9カ月で1万個を売り上げた一口サイズの羊羹「ogi cube」。キャラメル、かぼちゃ、ラズベリーなど7つの味が楽しめ、カラフルな色合いが、若い世代にも好評です。
小学生の頃から祖父を手伝い、羊羹作りを覚えたという西村さん。受け継いだ味わいや技法を大切にしつつも、より多くの人に食べてもらいたいと、2019年に小城市と市民、そして企業が協同で新しい特産品を作り上げる「リビングラボ」プロジェクトに企業の代表として参加し、「ogi cube」を誕生させました。
「普段、羊羹を食べない人に食べてもらえるよういろいろな食材を試し、これまでにない味にしました。子どもの口に入り、かつ餡の味わいと食感がしっかりと感じられるサイズがこだわりです」と話します。
爽やかなブルーは「バタフライピー&レモングラス」の紅茶を煮出し、一番濃い色を餡に混ぜ込むことで色を表現。さらにカットした後はゆっくりと乾燥させることで、表面のさくっとした食感を大切にしています。
「子どもたちがおやつに羊羹を食べるようになると嬉しいですね。そのきっかけに市内の子どもたち全員に〝ogi cube”を食べてもらえるような機会を作りたいです!」と笑顔の西村さん。地域の特産品である羊羹の将来を見据え、より多くの人にその美味しさを届けます。
- 製造に専念するため商品は左記店舗で販売しています
小城市内
・アイル ・小城市観光協会(ゆめぷらっと小城内)
市外
・長崎自動車道 金立サービスエリア上下線
・SAGAMADO(コムボックス佐賀駅前内)
・道の駅たらふく館