小城の人

無農薬で育てた　美味い米

　三日月町を中心に約30haの広大な田んぼを所有する七島農産では、２代目の頃から安心して食べられる米を作りたいと無農薬・減農薬栽培を始め、現在は米ぬかなどの有機肥料を使い、土作りからこだわっています。

　お米マイスターの資格を持ち、美味しい米作りに多忙な日々を送る和美さんは、七島家のお米に感動し嫁いできました。

　「土からこだわった米は炊きたてはもちろん、冷めても甘くて美味しいんです。手をかけた自慢の作物の良さを、お客様に直接話し、お届けできるのはとてもやりがいがあります」と笑顔を輝かせます。和美さんは収穫した米や麦の管理と販路の拡大を担当し、米作りに励む満好さんを支えます。

　稲刈りが終わると、乾燥調整・籾摺り・精米作業まで一貫して自社管理で行ない、米は鮮度を保つために15度の冷蔵庫で保存。さらに出荷の時は真空パックにすることで美味しさを逃さずお客様の元に届けます。

　実際に炊いてみると、しっかりと粒が立ってお米独自の甘みを味わえます。美味しさが評判となり、東京や大阪のデパートやこだわりの米屋さん、ネットでの注文も相次ぎます。

　「長年、無農薬栽培を続けて来たからこその土と天山山系の美味しい水、そして小城の風土が元気なお米が育つ秘訣です。愛情込めて育てたお米をもっと多くの方に食べていただきたいです」と満好さん。

　小城の土壌が育んだ、こだわりの恵み。美味しい新米が揃っています。