一般社団法人 文化芸術の泉 アール・フォンテヌ 代表理事。
由緒ある武家屋敷が 笑顔が集うにぎわいの拠点に
2015年7月、歴史ある武家屋敷がまちづくりの拠点としてオープンした。
古川さんはまちづくりのプロフェッショナルとして、”ようかん”を使った新しいお土産「ようかんまかろん」や、収穫しきれずに余ったぶどうでの小城産干しぶどうなど、小城での6次産業の商品開発などに取り組んでいる。
小城での活動拠点を探していた時に、西小路鍋島家に縁のある方から紹介を受けた。
そこは小城藩主の一族で柳生新陰流を幕末まで伝えた由緒ある家柄。築140年の歴史ある建物には86歳のおばあちゃんが一人住んでいた。
「歴史的にも貴重な場所を使わせていただけて、本当にありがたいです。ここを、武家屋敷という貴重な観光の拠点として、また、引き続き6次産業の開発拠点として、そして、中心市街地の活性化の拠点として、小城に貢献していきたい」と話す古川さん。
おばあちゃんの様子を見守りながら、「小城鍋島家Ten」としてオープンした。
Tenには田舎のおばあちゃんの家に来たような懐かしさがある。そこで、野菜ソムリエとマクロビオテック講師、2人による無農薬野菜を使った自然食ランチやこだわりの珈琲がいただける。
食へのこだわりについて「息子が小さい時に添加物アレルギーだったのでよく手作りおやつを作っていました。子どもには、体にいいものを口にしてほしいので、子育てママに食の大事さを発信していきたいです。公園に近いので、親子で気軽に遊びに来てほしいですね」と語る古川さんの笑顔が輝く。
- お店
Gallery&Café小城鍋島家Ten
- 営業時間
11:00~18:00(4月〜9月)
11:00~17:00(10月〜3月)- 住所
小城町西小路208-2
- 電話番号
- 定休日
月曜日(祝日の場合翌日)
- URL
- メニュー
・日替わりランチ
1,300yen(税込)1日限定20食
・こだわり珈琲
550yen(税込)