小城の人

畳の新調・張り替えなど、丁寧な対応が評判の川原田畳工業。自社工場で製造し、直送するのでスピーディな仕事ぶりが喜ばれています。

「厳格な教師だった祖父に対し、父は反骨精神が旺盛で、長崎で造船の設計をしていたそうですが、なぜか畳店を立ち上げました。そんな父を子どもの頃から手伝っていたので、大学卒業と同時に帰ってきました」

川原田社長が生まれる前からいたという職人さんの厳しい指導の下、着実に腕を磨き、畳制作技能士の一級も取得した川原田さん。技術があるのは当たり前その上で信頼関係が大切と言われる社長は、お客様との関わりを大切にされています。

近年、和室がない住宅が増え、あってもファッション性が重視され、壁の色や雰囲気も様々。そこで、住まいやご家族に合わせて選べるよう畳の多様性が広がっています。

「い草だけでなく、和紙、樹脂など材質も色も、多種多様です。最近は畳のへりがないものが主流ですね。お客様が納得するものを選んでいただけるよう、ご提案いたします」と笑顔の社長。

誠実な姿勢で、創業70年の畳屋の看板を守り抜きます。

小城のこいが良か！

天山

学生時代から天山登山をしていました。20代の頃はギターを抱え、歌を歌いながら仲間たちと登ったものです。青春の１ページですね。