小城の人

　共生の里生活支援センターは、平成14年に福地正敏さんが創業し、高齢者のためのグループホームとデイサービスを、三日月町で２か所ずつ展開しています。

　身近に重い病を抱える人がいる環境で育ち、そうした人たち寄り添いたいという思いがあった福地さん。両親の高齢化に伴い、43歳で介護の世界に入ることを決断すると、勤めていた会社を辞め、大学で一から学び、福祉への理解を深めてグループホームを立ち上げました。

　「自分が儲けたいという気持ちはありません。私が支援をしているつもりではなく、地域の皆さんや利用者の皆さんに育てていただいていると思っています。自分が人として成長しながら、社会にどれだけ貢献できるのかを常に考え、今後は障がい者のための就労支援も行いたいですね」と語る福地さん。利用者の皆さんだけにとどまることなく地域のみなさんも生き活きと活動できるような「本来の総合事業」を目指すため、さらなる情熱を燃やしています。

小城のこいが良か！

立物の川

小城は自然が豊かで、とても素晴らしいまちだと思います。施設の近くを流れる立物の川辺を散歩し、そこに咲く花を眺めるのが大好きです。